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第1章第2部・土沢よりみやもりへ
★☆ 始発駅・銀河ステーション 土沢駅 ☆★

岩手軽便鉄道、現釜石線の駅である土沢駅です。

掲げられる看板。
〜土沢 見解編 by Hiroyuki〜
JR釜石線で花巻駅から車で13km、そこが土沢駅であり、土沢(現・花巻市東和町土沢)である。
土沢といえば、何と言っても賢治の心象スケッチ「春と修羅」に収録されている詩篇
「冬と銀河ステーション」であろう。詩の中では、活気溢れる土沢の冬の市の様子がうたわれている。
この詩は、日付から童話「銀河鉄道の夜」創作着手の前年に書かれたとされている。
「銀河軽便鉄道」といった表現もあり、また、賢治が自作の短歌を綴った冊子「歌稿B」に書かれたメモには
「銀河ステーション」という表現も見受けられ、「銀河鉄道の夜」と本編とは、
そのヒントにおいて深い関連があると思われる。
筆者にとって、この詩は、数ある賢治の詩の中でも好きな詩の一つである。
多分多くの賢治ファンにとっても馴染み深い詩ではないだろうか。
詩句の中には、読み解きが困難な表現も多々あるが、「青」「白」「赤」「金」「スペクトル」などといった、
色彩的表現が個々の語句を修飾して、極めて映像的な作品に仕上がっていると
筆者には感じられるのだが、いかがだろうか。

疾走する釜石線を車窓より撮影しました。
ディーゼル駆動車両、単線であり、グリーンと白のカラーリングと形状から
管理人の自宅のすぐ近くを通るJR水郡線と同型と思われます。

岩根橋を通過する釜石線車両。
この場を訪れる際に併走してきたので、最高のタイミングで撮影が出来ました。
現代においても、同じ思想を持ってこの車両に乗り込む人もいることでしょう。

岩根橋、下ノ川原ヨリ撮影

下ノ川原。
ここで賢治は橋を往く軽便鉄道と銀河を照らし合わせ、
広大な心象世界に思いを馳せたのだろうか。

解説です。

岩根橋とめがね橋。
めがね橋は岩根橋よりさらに先へ、宮守地区にある
道の駅みやもりのそばにあります。

めがね橋の下にて。 撮影するHiroyuki氏。

めがね橋について。

同様にこれも立てられています。
「その3」
第2章:遠野・種山…風を追って
前編
に続く
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